2017-04-03 第193回国会 参議院 決算委員会 第3号
○政府参考人(山下隆一君) 石炭ガス化発電につきましては、既に福島県で民間事業者が実証試験機を商用運転しておりまして、この技術で、旧来型の技術と比べて二酸化炭素の排出量を二割程度削減することが可能になります。さらに、石炭ガス化発電に燃料電池を組み込むことで更に高い発電効率を目指す実証実験を国からの補助事業として取り組んでおりまして、先週の三月二十八日からは実証運転を開始したところでございます。
○政府参考人(山下隆一君) 石炭ガス化発電につきましては、既に福島県で民間事業者が実証試験機を商用運転しておりまして、この技術で、旧来型の技術と比べて二酸化炭素の排出量を二割程度削減することが可能になります。さらに、石炭ガス化発電に燃料電池を組み込むことで更に高い発電効率を目指す実証実験を国からの補助事業として取り組んでおりまして、先週の三月二十八日からは実証運転を開始したところでございます。
従来の石炭火力発電に比べCO2を削減できる新たな技術であります石炭ガス化発電について、現在の技術進展と国の支援体制、また取組及び技術保護の動きはいかがか、是非御答弁いただければと思います。
さて、従来の石炭火力発電に比べて、より二酸化炭素排出量を削減できる石炭ガス化発電、これについて、現在の技術の進展と国の支援体制、また取組について資源エネルギー庁に伺います。
石炭ガス化発電につきましては、現在、福島県で民間事業者が実証試験機、これは二十五万キロワットの規模でございますけれども、これを商用運転しているほか、同県におきまして現在の試験機の約二倍の規模、これは五十四万キロワットでございます、のプラント二基を平成三十二年以降の運転開始を目指して建設工事を進めている状況でございます。
私の地元の福島県いわき市で、石炭を使った石炭ガス化発電という実証試験がしばらくの間続けられました。そして、所期の目標を達成して終了した、今後は商業運転に移行するというところまで来たわけでございます。いろいろ現場を見せてもらったりすると、この実証試験の結果、旧世代の微粉炭火力発電に対して発電効率が二割アップするということが大体確認できたということでございます。
今も既にいろんな技術はもう開発が進んでおりまして、石炭ガス化発電の高効率化、それからCO2の回収、貯留を組み合わせまして、石炭火力発電からのCO2排出をゼロにすると。
ハイテク技術を活用した石炭ガス化発電、これは日本でも進めておりまして、二〇〇八年度を目標に二十五万キロワット級の実証プラントによる研究開発を行う予定でございます。また、燃料電池を組み合わせてさらに効率的な発電技術についても、NEDOとか電源開発などを中心にして今開発研究を進めているところであります。 これらを進めるに当たりましては、御指摘のように、国民的な理解というのが最も大事でございます。
石炭ガス化発電は、もう委員御案内のとおりかと思いますが、二つの方式が現在研究開発中でございます。 一つは、石炭ガスによる複合発電、IGCCと言われている方式でございまして、これは昭和六十一年度からパイロットプラントによる試験研究を行い、平成八年度に完了し、平成十一年度から二十年度を目指して実証試験を実施するということで、現在、実証試験の段階に達しております。
次に、石炭でございますが、この資料六の原子力の上の方に書いてございますが、これは世界的に賦存をしまして、供給源が先進国であるというすぐれた供給安定性それから経済性を持っておりますものですから、多様化電源の一つとして一定量の依存はするということでございますが、地球環境問題への対応などから、流動床燃焼技術とかそれから石炭ガス化発電技術といったようなものを推進していき、発電効率の向上を図り、原子力とともに
このプロジェクトは計画どおり六十二年度で目標を達成することを期待しているところでございまして、その後は、現在設計が行われております別方式の石炭ガス化発電パイロットプラントの研究を支援する要素試験として引き続き実施していく計画でございます。
例えば、夕張におきましては石炭の技術研究所というものがございまして、これは新しい石炭ガス化発電のテストプラントでございます。このような新しい石炭の技術利用に関しましてお聞かせいただければと思います。この辺に関しましても、国内炭縮小とともに打ち切りということになると、大変に国内の石炭の技術の発展という意味においてマイナスだと思いますので、そうならないように、御意見を伺いたいと思います。
次に、技術開発関係予算につきましては、ページの真ん中あたりからでございますが、その重点化、効率化に努めつつ、近い将来有望視されております太陽光発電、燃料電池等の予算を確保するとともに、新たに高効率、大容量かつ負荷追従性等にすぐれた噴流床石炭ガス化発電プラントの開発に着手いたします。
また、石油代替電源である石炭火力発電所の開発促進には、公害対策技術等の革新的技術の実用化が必要でございますが、弊社は、現在、脱硫、脱硝、脱じん等の公害対策技術のほか、COM——石炭石油混合燃料、褐炭利用等の燃料利用技術及び流動床燃料、石炭ガス化発電等の新発電技術の開発を国からの委託研究を含め、手がけております。
こういった結果で、最後の第四項に二百五十トン・パー・デー、三万五千キロワット、ガス化発電プラントと書いてございますが、この段階に入りますと、小規模ながら石炭ガス化発電、複合サイクル発電、全系統の試験が得られるというふうなねらいを持っておりまして、われわれは少なくとも昭和六十年度までにはこの段階までは到達させたいというようなことで、またわれわれもできると考えておりますが、というふうにねらって努力しておるというのが
次に、低カロリーガス化複合発電技術でございますが、石炭の抜本的利用拡大を図るために、石炭をクリーンエネルギー化いたしまして、環境保全の向上を図るために、効率的な石炭ガス化発電システムの実現を図ろうとしております。 次に、石炭を流体化し、輸送、貯蔵などの、利用に際しての不便さを取り除くという目的では、一つは石炭石油混合燃料技術というのがございます。
○政府委員(高木俊介君) いま先生御指摘の石炭ガス化、発電用ガスの開発研究でございますけれども、これはサンシャイン計画の一環といたしまして、石特から予算支出したのが四十九年度一億七千万円でございまして、これは八年計画を持っておりまして、八カ年計画で約二百九十一億支出する予定にしております。
けさ何か新聞に出ておりましたね、東北電力か何かで——私、さっと新聞を見たものですからあれですが、東北電力と昭和石油が合意して、石炭ガス化発電を実用化したいというのが日刊工業新聞に出ておりました。